海外留学という選択
多種多様な理由によってお子さんが現在在学している学校に不適応が生じている時に海外留学という選択もあるということを皆さまに知って頂きたいと思います。
例えばお子さんが然るべく検査を受けても何も異常が見つからない場合は明らかに心理面において不適応をおこし登校拒否をおこしているのかも知れません。そのようなときは環境を変えてあげることによって、お子さんご自身が良い意味でリセットされます。特に低年齢のお子さんに認められますが、まだまだ表現力に乏しく語彙力も少ないが故に保護者様に自分の気持ちや考えを上手く伝えることができません。
お子さん御自身も確とした理由が分からないまま登校拒否から不登校になってしまう場合もありますし、過去のケースとしては「玄関までは行けるけどなぜか足が一歩出ない」「校門を通るのが怖い」「教室に入るのが怖い」などなど具体例を挙げたらキリがありません。一度、二度の登校拒否は一過性の出来事で済むかも知れませんが、登校拒否は1日延びれば延びるほど不登校へと繋がります。長期化して良いことなど
一つもありません。
メディアでは残酷な虐めなど多々取り上げていますし、その内容は酷いものです。ですが現実に不登校児の多くは「虐め」等の明らかな理由があって学校に行けなくなるというよりは他人が聞くと「そんなことで!?」と驚くような理由で不登校になってしまうお子さんの方が圧倒的に多いという事実を知って頂きたいと思います。
学習障害/LDを抱えてるお子さんにとってはLD/学習障害が認められると分かった時点で、良い意味で海外留学のチャンスとお考え下さい。日本国内の学習障害/LD児への支援の実情は理想とはまだまだ無縁の世界です。例えばイギリスは教師や学校心理士などLD/学習障害児の受け入れ態勢が整った支援の先進国といえます。(社)加藤永江教育研究所からも学習障害が判明した時点でイギリス留学へと舵切りされた生徒さん達のお世話をさせて頂いております。
またADD/ADHDなどの注意欠陥障害、注意欠陥多動障害などで現在の学校にて不適応を生じているお子さんにとってですが欧米諸国に於いては「ふつう」です。
その障害の程度に応じて支援は必要となりますが通常の願書に記載する欄にも「ふつう」に触れられているくらい、今の日本と欧米諸国に於ける軽度発達障害児に対する温度差を感じずにはいられません。
自閉スペクトラム症に於いてもやはり支援は必要な場合が多いのは確かですが諸外国では「個性」として認められ、日本では「障害児」として認められているという不思議な話です。自閉スペクトラム児の生徒さん達もイギリス留学を早い段階に於いて決断し自己肯定感を感じつつ毎日伸び伸びと学び、友人と過ごしています。
私見ですが日本では中学から何年も英語を習得しているはずなのに話せないという悲しくも情けない現実があります。世界共通語であるはずの英語が話せないという現実は今後の日本の未来にも支障をきたすと懸念するのは私だけではないでしょう。いかなる理由や障害を抱えていても考え方次第では、英語という武器を手にしてくれたら生きていく力にも成り得ると思うのです。
将来を担った大事なお子さんの将来です。
最初の舵取りがとても大事だと思いますし、(社)加藤永江教育研究所では
その大事な舵取りのお手伝いが出来る唯一の民間の機関です。
社団法人 加藤永江教育研究所
加藤永江
1.カウンセリング:保護者様のみ
過去、現在のお子様の状況、ご家庭の様子、環境、カウンセリング時の成績(履修状況)などをお伺い致します。尚、これら個人情報のお取り扱いにつきましては守秘義務に則り細心の注意を払って行っておりますので当研究所から他に漏れるご心配は一切ございません。
2.お子様と面談(遠方の方はお電話、もしくはスカイプ)
保護者からのお話を基にお子さんと面談をし、海外留学に適応するか否かを判断します。お子さんの年齢や症状、状況によっては、お子さん、もしくは保護者様との面談を何度かさせて頂きます。また、私共の判断によりWISC検査の実施を依頼する場合もございます。その場合はご遠方に在住の方も当研究所にお越し頂くか、ご自宅近くの医療機関、もしくは検査可能な教育機関にて検査をお受けいただき結果をご提出頂きます。
3.海外留学が可能と判断された場合
海外留学に向けて国、学校を選択し出発時期を決定します。
出発までの間、当研究所にて(遠方の方はオンライン)海外留学に向けて英語指導を行います。
(1レッスン45分 5,000円)
尚、海外留学に不適応と判断された場合は、当研究所にご協力頂いている、医療機関、または様々な障害児の指導を専門に行う個人教師をご紹介致します。
また、保護者様向けにカウンセリングのみのご予約も承っております。
その他の詳細につきましては、カウンセリングご予約時にお伝えいたします。