日本とイギリスの支援の違い

日本の小中学校における発達障害児に対する支援のあり方は通常学級での支援、特別支援学級(通級を含む)での支援、特別支援学校での支援に分けられます。

それぞれの支援のあり方にメリット、デメリットはありますが私共へご相談に来られる保護者様のお話を伺う限りまずは通常学級での支援を望まれるケースが多いように思います。

しかし市区町村によって違いはありますが通常学級において補助教員からの支援を受けられるのは小学校低学年までという学校も多く学年が上るにつれ通常学級で支援を受けることが難しくなり特別支援学級や特別支援校へ移ることを勧められるのが現実のようです。

2012年度の文部科学省の調査によると公立の小中学校の通常学級に通う生徒の6.5%が発達障害の可能性があるといわれる中、補助教員の助けなしに健全に授業を進めて行くのが難しいことは想像に難くありません。

このように特別な支援の場が通常学級では困難な日本に対しイギリスは通常学級内での支援の仕組みが出来上がっています。

イギリスではSpecial Education Needs(特別な教育が必要な子供へのサポート)を持つ学校が多数ありその支援の対象は身体的障害、学習障害発達障害また単に英語力が低い外国人も含まれますがそれぞれが支援教諭のサポートを受けながら通常学級でクラスメイトと一緒にまた場合によっては別の教室で先生と1対1や少人数で授業を受けることができます。

ただ同じSpecial Education Needsを持つ学校であってもそれぞれ英語のレベルなどの入学要件やサポートの幅に違いがあるのでイギリス留学を希望される個々のお子様に合った学校を見極めることも私達のとても大事な仕事と思っています。