12月16日から朝日新聞で「いま親たちは/不登校と向き合う」という連載が始まっています。
その中で私達も同じように感じている記述がありました。
ちょっとした友達関係の縺れから不登校になってしまったAちゃんは当時小学校6年生、その時点で既に2年近く不登校状態が続いていました。
学校の成績はとても良かったのですが中学受験や地元の公立中学への通学の意欲もないことから思いきって中学校からニュージーランド留学をしました。
最近、注意欠陥・多動性障害(ADHD)や自閉症スペクトラム障害(ASD)などの発達障害を抱える子供の問題行動の改善に親子で取り組む試みが注目されているそうです。
実際に親が発達障害を抱える子供の接し方を学ぶ「ペアレントトレーニング」を実施するクリニックや自治体もあります。
不登校の原因はひとつではなくいくつもの要因が絡み合っていることがほとんどで子供たち自身にもよくわからず説明できないケースもたくさんあります。
このいくつかの原因のひとつに家族関係が挙げられることもあります。
過干渉とは「子供の行動や考えにいちいち働きかけ、親の意のままに動かそうとすること」です。
子供が望んでいることをやってあげすぎる、子供を必要以上に甘やかす過保護とは異なり子供が望んでもいないことをやりすぎるのが過干渉です。