最近の検査数と結果を総合的に診てみると、勿論スペクトラム単発の児童、若しくは成人の方達の中で、例えばADHDも併発してる検査結果も多いのですが、症状的にはスペクトラムが目立つ被験者数が目立っています。ADHDやADDのみに該当する被験者の方々は児童から成人の方まで薬物療法も含め治療が比較的に効果がありますが、
不登校と引きこもりの区別が曖昧になってる方も多いと思います。どちらの場合も昼夜逆転になってしまうのは同じですが不登校児の場合、特に小学生などは家族や学習や環境の改善によって、早いお子さんだと一日で改善される場合も比較的多いかと思います。
以前まで「アスペルガー」と呼ばれていた発達障害の一つ。
WISC検査などで直ぐに分かる発達障害です。私共では、被験者とお話しをさせて頂く事で、「恐らく」と分かります。個性と言えば個性ですし、ADHDなどと違って即効性のある薬物療法もありません。また自閉スペクトラムと言っても2通りあり、それは、被験者の知能指数です。
承認要求、自己承認とか他者承認という言葉はご存知でしょうか?
承認欲求は承認されたい対象(人)によって、おおむね2つのタイプに大別されます。
ひとつは他人から認められたいという欲求です。もうひとつは自分の存在が理想とする自己像と重なるか、あるいはもっと単純に今の自分に満足しているか、という基準で自分自身を判断することです。
そして前者を他者承認と呼び、後者を自己承認と呼びます。
以前にも記した記憶がありますが、長期化した不登校のお子さんが、国内外問わず、学校に復帰、ましてイギリス.ボーディングスクールで学んで成功するケースは滅多にないのが現状です。A君は小学校4年生くらいから勉強の難しさを感じ始め、中学1年の夏休み明けからは全く学校に復帰できずにいました。
公立の小学校に通われているお子さんは比較的に早い段階で学校側からWISC検査などを受けるように
促されます。一方で、私立の小学校に通われているお子さんの場合は、保護者の方、特に常に一緒に接しているお母様が自主的にお子さんに検査をさせる場合が多いと思います。